檜材を使った建具を作りました。
ちょっと変わった建具ですが、格子のデザインは適当にデザインされている訳ではなく、フィボナッチという比率を使ったデザインです。
そこで今回は、檜材を作ったフィボナッチ格子建具!アクリル板を使い数式を使ったデザインに!について紹介していきます。
檜材を作ったフィボナッチ格子建具!完成画像
フィボナッチ檜建具(勝手に名前つけました^^)
・幅 930mm(1本)
・見込み 35mm
和室の入口に天井まで作ったフィボナッチ檜建具です。
打ち合わせに時間が掛かりましたが、面白いデザインになりました。
ん-ーーいいんじゃない!
檜材を作ったフィボナッチ格子建具!製作
檜材を使い工場の中は、檜の香水でいい匂です。
今回の建具の見込みは35mmと一般家庭で使う建具よりも太目でつくりました。
縦框をもっと細く作りたかったようですが、アクリルやベニヤが中に入り重たくなるので、60mmで作らせて頂きました。
中に入る格子部分ですが、細かいですね。
使用材
中に使った物は、タモの突板柾目3mm(両面)を使いました。
アクリルは、薄雲竜3mmです。
タモの突板・アクリルは3mmにしましたが、厚くすればするほど建具が重たくなってしまうので薄くさせて頂きました。
ワンポイント
和室の天井をスッキリとさせたいとのことなので、鴨居を付けない提案をさせて頂きました。
鴨居はなく3本のラインになった溝を大工さんに付いてもらい天井はすっきりです。
和室の天井はすっきりとして、通常の和室とは雰囲気が変わります。
フィボナッチとは?
フィボナッチ数は、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ(ピサのレオナルド)に因んで名付けられた数である。
数列/数学を通じて自然界や宇宙にまで通する「法則」「真理」。
自然界に多くみられる数列~フィボナッチ数列~
イタリアの数学者フィボナッチ(1170~1259年頃)が紹介した数列を「フィボナッチ数列」と言います。
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377…
「どの数字も前2つの数字を足した数字」という規則の数列です。何が不思議だと思います?実は自然界にはこの数列が多く潜んでいます。
引用元:https://forest-clinic.jp/knowledge/etc/post-605.html
何だかよくわかりませんが、縦と横の比率の事を言うようです。
何だかよくわからないけど、
「バランスがいい」
と言うことありませんか?
それがもしかしたら縦と横のバランスが良いと言うことかもしれません。
それが、フィボナッチ数列。
縦が1に対して、横が1.618の比率がいいということです。
黄金比率とも言われていて、建築や美術、色々な所で使われているようです。
檜材を作ったフィボナッチ格子建具!アクリル板を使い数式を使ったデザインに!まとめ
今回は、檜材を作ったフィボナッチ格子建具!アクリル板を使い数式を使ったデザインに!ついて紹介しました。
フィボナッチ数列を使った建具を作りましたが、作っている私達が楽しかったです。
打ち合わせに時間をかけさせて頂きましたが、とっても喜んでもらいました。
良かったです。^^
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