富士宮市内の旅館の祠(ほこら)の修復を行いました。
昭和の物ではないかと言うことですが、檜で出来ていますが腐っていたり、破損してしまっています。
外にある以上は、しょうがないことです。
今回は、祠(ほこら)の修復!今まであった部材は出来るだけ残したい!について紹介していきます。
そもそも祠(ほこら)って何?
祠(ほこら)とは、神を祀る小規模な殿舎。語源は神道用語の「ほくら(神庫、宝倉)」の転訛という。
小祠(しょうし)、小堂(しょうどう)とも。
もともとは古神道に由来する信仰であるが、神仏習合によって道祖神に関連した仏(地蔵菩薩など)も祀るようになった。
神社の簡略形で、人が立ち入ることが難しい場所や、集落や個人が所有する土地に設置され、神職は常駐しない。
引用元:祠 – Wikipedia
富士宮市内の祠(ほこら)の現状は?
屋根は銅板で出来ているので、しっかりとしています。
しかし、屋根の下は傷みが目立ちます。
山にあるので湿気が多い場所です。
材料は、檜(ひのき)で出来ていますが、外にあるため雨風にあたり部品が無くなってしまっていたり、腐ってしまっています。
「ほどほどに直して!」
と言われても、ほどほどって難しいんですよね。💦
いったい何処まで直したらいいんだろう?
と考えてしまいます。
結局はバラさずに、壊れているところだけで帳尻をあわせることにしました。
祠(ほこら)の修理
見ての通り、そんなに大きい物ではないのですが、手が掛かっている祠です。
外せる物は外し、使える物はそのまま使うようにしました。
新しくすれば良いと言うのではなく、昔からあった物はそのまま残したいですからね。
無くなってしまった物や、腐った物は作り替えます。
案外、手が掛かります!
こんな、感じになってきました。
昔の方は、すごいなーって感心してしまいます。
何とか形になったものの、長い年月で出来たヒヅミ(隙間)は直し切れませんでした。
それでも、見た目は修理できたのではないでしょうか。
完成です。
まとめ:富士宮市内の祠(ほこら)修復!今まであった部材は出来るだけ残したい!
今回は、富士宮市内の祠(ほこら)修復!今まであった部材は出来るだけ残したい!についてお伝えしました。
これで、また何年何十年ともってくれたらうれしいです。
色々と仕事をさせて頂いてますが、その都度勉強になることが多く感謝しています。
ありがとうございました。^^
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