襖の張り替えを紹介!木工所だからこそ出来ること!

建具

星野木工所での襖の張り替え方を紹介します。

襖の張り替え時期は、各家で変わってきます。

湿気の多い家・人寄せがあるから綺麗にしたい家・ちょっと汚れが気になるから変えたい家と様々です。

汚れていた襖紙が綺麗になったりすると、部屋が明るくなって気持ちが良いものです。

ここでは、襖の張り替えを紹介!木工所だからこそ出来ること!について紹介していきます。

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襖の張り替えを紹介!

1、襖張り替えは、全て工場に持ち帰る

家まで襖を取りに伺います。

その時、外れない建具に関しては、ジャッキを持っていき外します。

本数や場所にもよりますが、数が少ないときは朝取りに行き、夕方納めることが出来ます。

2、外せる框は外す

木工所で襖を作るときは、襖の張り替えを考えて作ってあるので、框は外せます。

(作るところによっては、外せません)

木工所でなければ、外す方はほとんどいないでしょう。

 

ではなぜ外すのか?

  • 仕事が早くなる。
  • 綺麗に張れる。
  • 古い襖紙を綺麗に剥がせる。
  • 汚れた框を綺麗にふける。

どう考えても外したほうが良いのです。

3.紙を剥ぐ

通常古い紙は、剥ぎます。

そのほうが、気持ちが良いですもんね。

元のラワンベニヤの状態にします。

このとき、釘を使っていれば錆止めをします。

4.下張りをする

上の襖紙をする前に、茶ちりと言います薄い紙を貼り付けます。

茶ちりを張ることで、ベニヤの汚れを出させないようにするのです。

5、上張りをする(完成紙)

ベニヤよりも大きく紙を切り、上張りをします。

この時、念入りにアク止めを糊に入れて、汚れを防ぎます。

紙は、ベニヤに巻き込んで張るので綺麗に仕上がります。

6、外した框を綺麗に拭く

10年・20年拭いていることのない建具は、真っ黒です。

たばこを吸っているお宅は、ヤニが凄いんです。

雑巾は、真っ黒茶色です。

だから、拭いたほうがいいんですけどね。

7.組み立て・金物取付

手掛けは、せっかくなので新品にすることをお勧めします。

画像は、手掛けが付いてない状態です。

8、取付

木工所なので、建具の調整をします。

動かない建具は動くようにしますし、悪い所は修理します。

これは、普通のことなので代金は貰っていません。

襖の張り替えを木工所だから出来ること!

私は常に思うことがあります。

なぜ内装屋・畳屋に襖の張り替えを頼むのだろうと?

別に仕事が欲しいから言ってるのではありません。

 

建具を作ることが出来るってことは、修理も新調も出来る。

調子悪ければ、修復も出来る。

普通、木工所に頼んだほうが・・・と思ってしまう。

 

建具を作りはじめた、50年以上も前からの事です。

建具を作ったら襖を張るのは当たり前のことです。

張り替えしても、調子悪いのは気が重いかなって思うんです。

襖の張り替えを紹介!木工所だからこそ出来ること!まとめ

今回は、襖の張り替えを紹介!木工所だからこそ出来ること!について紹介しました。

どうせ襖の張り替えをするなら、木工所に頼んだら!と思います。

調子がわるければ、直してもらえます。

襖張り替えは、綺麗になって気持ち新たになるのでおすすめです。

 

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オーダーで作るものなので、決して安い物ではありませんのでご了承下さい。
でも、大きさはピッタリサイズ・材質・機能性などご希望に答えていきます。^^

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