クローゼットと言えば、最近では既製品の建具がほとんどですよね。
既製品となればクローゼット枠も付けて、壁も絡んでくるかもしれません。
今回は、和室の建具だけを交換してクローゼット建具(折戸)を取り付けました。
これなら負担が少なく済むかもしれません。
ここでは、クローゼット建具(折戸)を製作!建具の反りに泣かされ失敗しましたについてお伝えしていきます。
クローゼット建具(折戸)を製作する場所は?
今回取り付ける場所は、高さ1800 幅900の押入 1カ所
床の間をクローゼットに変える 高さ2100 幅1600 1カ所
計2カ所のクロゼット建具を作ります。
高さ1800の方は、襖を外しそのままの枠のままクローゼット建具を取り付けます。
床の間の所は、大工さんが枠を付けてくれました。
クローゼット建具(折戸)を製作!
物入のクローゼット建具なので、見込みは30mmで作りました。
まず、骨組みを作りベニヤを貼っていきます。
今回のベニヤは、表にアルプスベニヤの化粧、裏にはラワンベニヤを貼りました。
後で、説明しますが、これが失敗の素です。
高さ2100なので、建具の反りは勿論注意して製作をしていきました。
折戸の場合、建具が折れる際に角がぶつかってしまうので、角を取らなければなりません。
木口に無垢材を貼ったので、ナチュラル色を色付けし艶無しで塗装します。
色合わせバッチリです。
折戸金物には、アトムのAFDシステムを導入しました。
金物を取り付けます。
ここから画像ありませんが、2枚の建具を折戸専用丁番で連結し完成です。
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クローゼット建具(折戸)を製作!建具の反りに泣かされ失敗しました
建具を作る以上建具の反りは常に考えて作っていますが、今回どうしても反りが計算通りに行かなく作り替えとなってしまいました。(涙)
高さ2100で幅1600なので、建具は4本で作ったのですが、真ん中の建具2本の反りが逆になってしまったんです。
うわぁーーー!
まじかよ。
高さ2100だと少し反っても、互いに逆に反ると拝みの建具がぜんぜん合わなくなるんです。
反りみたんだけどなー。
もっと考えて作れば良かったと思ってもしょうがない。
せめて裏表のベニヤを同じにすればよかったかなー?
ボンドで接着ではなく速乾で付ければよかったかなー?
と反省しました。
クローゼット建具(折戸)を取り付け
大きさは何度も計算したので、カンナを使うことはありません。
ドライバーのみでいけるはずです。
床には専用のレールをとりつけます。
厚さは3mm程度なので、躓くことはありません。
鴨居にはレールをかくすための部材を取り付け、レールを取り付けます。
後は、クローゼット建具を取り付けて完成です。
両角は固定せずに、フリーオープンになっています。
真ん中の2本の反りは、画像撮ってませんがピッタリです。
取っ手は、ぶつかり合ってしまうので彫りこみ取っ手を使いました。
まとめ:クローゼット建具(折戸)を製作!建具の反りに泣かされ失敗しました
今回は、「クローゼット建具(折戸)を製作!建具の反りに泣かされ失敗しました」についてお伝えしました。
なかなか計算通りにはいかないものです。
場所や使う物によって色々とことなってきます。
折戸にすると開口が広くなるので便利ですよね。
ありがとうございました。
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でも、大きさはピッタリサイズ・材質・機能性などご希望に答えていきます。^^